この度、沖縄大学 福祉文化学科准教授 島村聡氏をお招きして、福祉の専門知識を深め、業務やサービ スの品質向上へつなげていくため、相談援助についてご指導を頂きました。
研修では、価値観や個人の尊厳、倫理的ジレンマといったソーシャルワークの価値と倫理について、相談支援の対象者の事例をもとに面接演習を行いました。『受け入れ・傾聴・共感・・・』といった面接の基本姿勢や『促し・要約・主訴の明確化・・・』などの面接技法に加え、相談者のライフヒストリーを基に本人の強さに焦点をあてる事で自己肯定感をもってもらい自律を促すエンパワーメントについて学びました。参加者からは『今まで自己流でやってきたところで、正しかった点や新たな気づきが得られた。概念から技法まで体系的に習得する事ができました』と感想がありました。住みよい社会づくりという『想い』を土台に、今後もさらに『知識・技術』を身に付けていきます。